のちに60Sベイ・エリアの伝説ブルース・ロック・バンドMOTHER EARTHのリード・ヴォーカリストとして活躍するブルージーでアーシーな女性ヴォーカリストTRACY NELSON。64年にソロとして初めて吹き込んだアコースティック・フォーク・ブルース・アルバム。自身のピアノ、ギターに2人のバック・バンド、さらにハーモニカにCHARLIE MUSSELWHITEをフィーチャーした小編成で、シンプルに渋く、しかし深みのある名演を繰り広げています。のちのロックの要素は皆無で、カヴァーも取り上げているMA RAINEYやBESSIE SMITへの敬愛が伝わる一枚。ANIMALSも吹き込んだ"HOUSE OF THE RISING SUN"も他とは違う非常にユニークなメロディに仕上げられています。